”HODL”(ホールド)とは、2013年のフォーラム投稿でのミススペルから始まった、象徴的な仮想通貨スラングです。BTCMEXは、今日のスローバックでこの「ホドラー」の物語を探ります。
Throwback Thursday by BTCMEX
2013年の価格暴落の時、決して素面とは言い難い状態であったGameKyuubi氏はビットコイントークで“I AM HODLING”と悲鳴を上げました。この酔っ払い投資家は、自分が"HOLD"(ホールド)という言葉のスペルを間違えたことを認めました。それも、どれほど市場で価格が暴落しようともビットコインにしがみつくぞ、という意思表明として、二度も・・・。
CoinDeskのビットコイン価格指数によると、彼のスペルミスがビットコインの価格を投稿した時点で、ビットコインの価格は39%下落し、716ドルから438ドルに低下していました。
「俺は最初間違いに気づいたから、そのタイトルを2回入力した。まだ間違ってる。なにはともあれ」と書き手は続けた。
彼は、売るべき瞬間にできなかったためデイトレーダーと競争できないのでビットコインをホールドしたままでいる、と説明しました。
「なぜ俺はホールドしているのか?その理由を教えてあげよう」と彼は続けた。「それは俺が悪いトレーダーで、そのことを自覚しているからだ。そう、あなたのような良いトレーダーなら、ちょうどそのように高値と安値とあれやらこれやらを見つけて絶好調にやっていくのさ、兄弟。」
HODLは数分も置かずににミームに進出し、その後、指数関数的な長期的報酬を得るためにクラッシュを乗り越えてコインを保有し続ける仮想通貨投資アプローチとなりました。”HODL”は「愛する人生のためにホールドオン」というバクロニムも作られています。
今日、HODLはビットコインなどの仮想通貨の文脈でのバイ・アンド・ホールド戦略を指す”hold"のスペルミスから派生した仮想通貨スラング用語として使われます。
ホドラーは、このすべてのボラティリティと未来予想から手を引きます。彼らは単にホドルすることで、高値での買いを招きうるFOMO(Fear of Missing Out:損失の恐れ)と、低値での売りを招きうるFUD(Fear:恐怖、Uncertainty:不確実性、Doubt:疑い)の2つの代表的な破滅傾向を減少させています。後者は、時折”SODLing”と呼称されます。
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なお、記事はBTCMEXブログの一部であり、ここに書かれた見解や意見は筆者に帰属するものであり、必ずしも会社の見解を表すものではありません。
Julia Bulakh for BTCMEX
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